カイツブリが海底の泥をつかんで浮上し、その泥を材料にして私たちの住む陸地がつくられたというアメリカ先住民の神話があります。 とても便利になったのにどこか閉塞感を覚える社会で、想像の翼を広げ、カイツブリのようにあらためて住む土地に深くダイブしたら、知らなかった土地の物語に出会うことができるかもしれない。 その物語に思いを巡らせ、思いを蔓のように伸ばして、高く、広く、柔らかな視野で、住む土地を見つめ直すことができたら。 自分の内面を育てることで、世界の見え方も変わる。 カイツブリが海底で掴んできた物語の種が、天空から落とされて大地で芽を出し、やがて蔓でできた塔が立つ。 物語を立ち上げるには、まず行動を起こさなければなりません。 だから人は、奏で、描き、踊り、歌ってきたのだと思います。 一夜限りのセッション、ぜひご体験ください。 (カイツブリの塔:熊谷充紘) 出演 小木戸利光:動きなど コトリンゴ:歌など 塩川いづみ:ライブペインティングなど 山口洋佑:ライブペインティングなど haruka nakamura:ピアノなど isao saito:打楽器など 日時 6月19日(金) 開場 19:30 開演 20:00 予約 3,500円*要1DRINKオーダー 当日 4,000円*要1DRINKオーダー ご予約方法 下記アドレスまで必要事項を明記の上、メールをお送りください。 ignition.gallery@gmail.com 件名「カイツブリがはこぶもの〜海底と天空が交わるところ〜」 1.お名前(ふりがな) 2.当日のご連絡先 3.ご予約人数 *ご予約申し込みメール受信後、数日以内に受付確認のメールをお送り致します。 *メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、ご確認をお願い致します。 *お席に限りがございますので、お早めのご予約、お申し込みをお薦めいたします。 *当日無断キャンセルの方には、キャンセル料100%を頂戴しております。 企画:熊谷充紘(ignition gallery) 小木戸利光 英国にて演劇・パフォーマンスを専攻した後に、tokyo blue weeps として音楽活動を開始。現在までに3枚のアルバムを発表している。 執筆、朗読、映画出演、写真作品やコレクション、雑誌等において被写体をつとめるなど、おおくの表現に携わる。 2015年には、エッセイの刊行、アルバムのリリースが予定されている。 http://www.tokyoblueweeps.org コトリンゴ 5歳からピアノ、7歳から作曲をはじめる。 神戸・甲陽音楽院 を卒業後、ボストン・ バークリー音楽院に留学し、ジャズ作曲科、パフォーマンス科を専攻。 学位を取得後にはニューヨークを拠点に演奏活動を開始。2006年に坂本龍一に見出され、シングル『こんにちは またあした』で日本デビューを飾る。以降、現在までにカヴァーアルバム、ミニアルバム、バンド名義のアルバムを含む、9枚のアルバムを発表。 ソロ作品のほか、「新しい靴を買わなくちゃ」「くまのがっこう」など映画のサウンド・トラックや多数のCM音楽を手がけるなど、クリエイターからの支持も高い。 近年はKIRINJIに加入し、バンド活動も行う。 最新オリジナルアルバムはドラマ「明日、ママがいない」の主題歌「誰か 私を」を収録の『birdcore!』。 卓越したピアノ演奏と柔らかな歌声で浮遊感に満ちたポップ・ワールドを描きだす女性シンガー・ソングライターとして各方面から注目を浴びている。 http://kotringo.net/ 塩川いづみ イラストレーター 1980年長野県生まれ 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。 2007年よりフリーランスで活動をはじめる 。東京在住。 最近の仕事にCLASKA shop&gallery“DO”のオリジナル商品「SWAY」「MAMBO」、きもの やまと「DOUBLEMAISON」のイラストレーションなど。 http://shiokawaizumi.com 山口洋佑 イラストレーター/グラフィック・デザイナー 東京在住 セツ・モードセミナー卒 国内外の雑誌イラスト、CDのアートワークなどを手掛ける。過去に新宿眼科画廊、TOKYO CULTUART by BEAMS、NADiff modernなどにて個展開催。 http://yosukeyamaguchi423.tumblr.com haruka nakamura 音楽家。 青森県出身。 最新作は「音楽のある風景」 2015年はPIANO ENSEMBLEの全国ツアーを敢行中。 青木隼人とのDUOでの旅も続けている。 http://www.harukanakamura.com isao saito 1981年 神奈川県生まれ 様々な打楽器や非楽器で、 そこにしかない【音】を、みつけて、だす。 漫画と短歌と石集めが趣味。 「天籟よりそえば静寂に響く石の声とはふしだらな夢」 http://iiiiiiiiisao.wix.com/isao-saito カイツブリの塔 カイツブリという水鳥が海底の泥をつかんで浮上し、その泥を材料にして私たちの住む土地が創られたというアメリカ先住民の神話を出発点に、当たり前に住む土地の物語を深く掘り下げて、あらためて“住む土地”に出会うためのシリーズイベント。 名古屋テレビ塔を舞台に、今後、夏休み、冬休み、春休みと続いていきます。 今回は、3月に開催した、コトリンゴ×山口洋佑「カイツブリがはこぶもの〜海底編〜」と、haruka nakamura×小木戸利光×塩川いづみ「カイツブリがはこぶもの〜天空編」を、東京でのサテライト企画「海底と天空が交わるところ」として、5名総出演の一夜限りの舞台をお届け致します。 http://towerofgrebe.tumblr.com |